DMM.comラボエンジニアブログ

DMM.comラボのエンジニアブログです。DMM.comを支える技術について書いています。

フィリピンでエンジニアとして働き始めて気付いたこと。

 

 

こんにちはジョージです。

DMMでは開発の一部をフィリピンのセブ島で行っており、数名の日本人エンジニアがフィリピンでエンジニアとして働いています。

私はフィリピンに7月から来たばかりなので、まだフィリピンについてはあまり
わかっていないのですが、今回一ヶ月間で気付いたことを書きたいと思います。

 

1、職場で英語を使う機会はあまりない

日本にいる 時は、フィリピンに行ったら英語を頻繁に使うようになり、英語は勝手に上達していくと考えていました。

しかしながら、実際にフィリピンで働き始めると、それは甘い考えだったことに気付きました。

仕事では意外と英語をあまり使う必要がありません。
正確に言うと、英語を書く機会はまだあるのですが、英語を話す機会は驚くほどありません。

何かを説明する時は、図を書きながら単語ベースで会話が通じます。
コードレビューでは、悪いところに関しては"It's not bad. however"と言って、こちらが書いて欲しいコードを書いてから、"This code is better"とか言うだけです。
つまり図ベースだったり、コードベースの会話がほとんどで、英会話はあまりしません。

思えばこれは日本でも同じで、エンジニアの仕事を日本語ベースだけでやることは少ないと思います。

それは日本語だけでエンジニアの仕事を説明してもわかりづらいためです。
何かを説明してもらう時は、言葉で説明するより図に書いてもらった方がわかりやすいですよね?

そんな感じで、普通に仕事をしているだけでは、あまり英語力は上達しないことに気付いたので、自社のサービスを積極的に使い始めました。

 

2、日本人とフィリピン人は働き方が全く違う

フィリピン人のイメージの一つに、あまり働かなくてグータラというのがあると思います。
一部にはそのイメージは当てはまるのですが、昨今は勤勉な人達も随分と増えてきているようです。

通勤に2時間かけるのは、日本人だけかと思っていましたがマニラやセブでもそういう人達はいます。

しかし労働時間については、日本人ほどは長くはありません。
フィリピン人は残業をあまりしないためです。

これに関しては賛否両論あると思います。

日本人だと納期を間に合わせるために、サービス残業は当たり前ですし何時間でも働きます。
フィリピンでは、サービス残業は無いので働いた分だけ残業代が支給されます。
そのため、労働時間を過剰に長くすることは、経営者にとってもあまり意味がないように思われます。

この違いは、日本人がアウトソーシングなどでフィリピン人と仕事をする上で大きな障害の一つになると思います。

 

それを乗り越えるためには、二つの方法があります。
・フィリピン人が日本人に合わせて、日本人並に働いてもらう。
・日本人が労働時間と働き方を見直す。

みなさんは、どちらがいいと思われますか?
私の場合は、後者がお勧めです。


高度成長期から今に至るまで、日本人は世界を舞台に、家族を顧みず労働時間を武器にして戦ってきました。そして、そのやり方で実際に成果を出してきました。
それは素晴らしいことだったと思います。

私の場合は独身ということもあり、そういった働き方を決して否定しません。
しかし、これから労働人口が減っていき共働き世帯が増えていく状況で、育児や介護のことを考えると、その働き方がいつまでもできるとは思えません。

これから日本人がフィリピン人と仕事をやっていく中で、働き方を見直すキッカケなどが見つかればいいと思います。

 

写真はフィリピンのオフィスからの風景です。

結構いいところにあります。

f:id:dmmlabotech:20150805152451j:plain